私は現在、富山県内で31アイスクリーム3店舗と、そば・丼の店「司や」を経営しています。

「どうしてそんなに人とのつながりが広いのですか?」

そう聞かれることがあります。

振り返ってみると、私の人生はいつも人とのご縁に支えられ、導かれてきました。そして、そのご縁が新たな挑戦を連れてきてくれました。

私にとって最初の大きな転機は18歳の時でした。

結婚、出産、そして離婚。

まだ若かった私は、実母に子育てを支えてもらいながら日々を過ごしていました。当時は、親戚が店長を務めるディスコへ友人たちと遊びに行く時間がとても楽しかったことを覚えています。

もともと音楽が好きだったこともあり、自然と人とのつながりが広がっていきました。

そして、そのご縁がきっかけで、富山市桜木町でスナックを経営することになりました。

今振り返ると、「よく決断したな」と思いますが、当時は深く考えたというより、流れに身を任せた結果だったように思います。

ところが、お店は想像以上に繁盛しました。

多くのお客様に支えられ、やがて1店舗だけでなく2店舗を経営するまでになりました。

当時お世話になったお客様や関係者の皆さまとのご縁は、今も続いています。

人生の財産とは何かと聞かれたら、私は迷わず「人とのつながり」と答えるでしょう。

その後、再婚を機に、順調だったスナックをチーママへ譲る決断をしました。

すると不思議なことに、そのタイミングで31アイスクリームの事業承継のお話をいただきました。

もちろん不安はありました。

これまで地域密着のスナックを経営していた私が、全国規模の組織と関わることになるのですから。

しかし、「やってみよう」と決めました。

そこから県外での研修や出張の日々が始まりました。

右も左も分からない状態でしたが、学べば学ぶほど面白く、知るたびに新しい発見がありました。

経営とはこんなにも奥深いものなのか。

組織とはこうやって成り立っているのか。

驚きの連続でした。

気が付けば、本部からも評価をいただける店舗へと成長し、富山ロードサイド店をはじめ、アピタ富山店、天正寺店、ファボーレ店へと事業を拡大していきました。

さらに夫とともに「司や」もオープンしました。

こうして振り返ると、綿密な計画を立てて人生を歩んできたように見えるかもしれません。

しかし実際は違います。

私は昔から、どちらかというと直感で動くタイプです。

「やってみたい」

そう思ったことには挑戦してきました。

もちろん失敗もありました。

順風満帆だったわけではありません。

それでも、どんな時も周囲の方々に助けていただきました。

自分一人で成し遂げたことは一つもありません。

人を頼り、人に支えられ、人と一緒に進んできた。

だからこそ、今があるのだと思います。

人生は一期一会。

どんな出会いも無駄ではありません。

私はこれからも、人とのご縁を大切にしながら、新しい挑戦を続けていきたいと思っています。