――“設計型伴走”で事業を動かす経営者の思考プロセス
第3章|独立1年目の試練
売上が波打つ現実
独立して1年目の終わり頃。
今振り返っても、あの時期が一番苦しかったと感じています。
売上は月によって大きく波がありました。
案件が重なる月はなんとか回る。
しかし翌月は、ほぼゼロに近いこともある。
安定とは程遠い状態でした。
通帳残高と向き合う夜
会社員時代のような固定給はありません。
保証もない。
通帳の残高を何度も確認しながら、
「この選択は本当に正しかったのか」と自問する日々でした。
資金面にも余裕はなく、先行投資をするたびに迷いが生まれる。
一番苦しかったのは、収入よりも“見えない不安”でした。
最大の壁は「自分への確信」
提案が通らない。
契約が決まらない。
そんな出来事が続くと、「本当に自分に必要とされる強みがあるのか」と不安になる。
一番の壁は、売上ではありませんでした。
「自分の価値に確信を持てなくなる瞬間」でした。
それでも、ここで立ち止まれば何も変わらない。
小さな成果を一つずつ積み重ね、「求められることに全力で応える」ことに集中しました。
あの時間が、今の軸をつくりました。
第4章|待つのをやめた日
受け身を捨てる決断
苦しい状況を抜け出すために、まずやったことは「待つのをやめる」ことでした。
紹介を待つ。
問い合わせを待つ。
流れが良くなるのを待つ。
どこかで受け身になっていた自分に気づき、自分から動くと決めました。
「何で困っていますか?」から始める営業
これまで関わった方々に自ら連絡を取り、近況を伝えました。
営業代行や補助金支援という“サービス名”ではなく、
「今、何で困っていますか?」という問いから会話を始めました。
その中で見えてきたのは、相手が本当に求めているのは“作業”ではなく“伴走者”だということでした。
強みの再定義
転機になったのは、ある経営者からの一言です。
「山岸さんは、仕事を取る人じゃなくて、人を動かす人だよ。」
その言葉で、自分の強みは単なる営業力ではなく、“関係性を築く力”なのだと腑に落ちました。
苦しい状況を一気に変えた魔法はありません。
ただ、自分の役割を再定義し、行動を止めなかったこと。
それが、少しずつ状況を好転させていきました。
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