① レバレッジという考え方

師匠は、難しい言葉を使わん。
横文字も、ほとんど使わん。

たとえ話は、いつもこれじゃ。

「たとえばな、
100円で仕入れたもんを、110円で売るとする。
儲けは、10円じゃ。」

「1個売ったら、10円。
でもな、1000個売ったら、1万円の儲けになる。」

これだけ聞いたら、
「そりゃそうじゃろ」
で終わる話なんじゃけど、

師匠の話は、ここからじゃった。

「10円の儲けが出るもんが、できたとする。
次に考えるんは、
どうやって、それを“増やすか”じゃ。」

1個ずつ売るんか。
10個ずつ売るんか。
1000個、まとめて売るんか。

ここで必要になってくるんが、
レバレッジじゃ。

レバレッジいうたら、
難しゅう聞こえるかもしれんけど、

要は、
テコの原理みたいなもんじゃ。

小さい力で、
大きい結果を出す。

そのレバレッジを、
一番シンプルにかけられる方法が、
銀行借り入れなんよ。


②借金に対するマインドの壁

でも、ここで多くの人が、止まる。

「借金は怖い」
「借金は悪」
「借金したら終わり」

こういうマインドを持っとると、
一生、1個ずつ10円を積み上げるしかない。

それじゃ、
時間がいくらあっても足りん。

この界隈の人らは、
決まって、こう言う。

「借金は、資産じゃ。」

ボビー・オロゴンはこういう。

「自分のお金は、いくらでもある。
銀行に、自分のお金を預けてるだけだ。」

「自分のアイデアで、銀行を儲けさせてやってるんだ。
銀行から、お金を借りてるんじゃない。」

このニュアンスがわかるじゃろうか?

これが腹落ちしたとき、
一歩が踏み出せる。


③キャッシュフローという視点

ここで、ひとつ思うたことがある。

キャッシュフローの話じゃ。

フローいうんは、
流れのこと。

たとえばな、

月に
10万円入ってきて、10万円出ていく生活と、
100万円入ってきて、100万円出ていく生活。

どっちも、
手残りはゼロじゃ。

一見、同じに見える。

けどな、
全然ちがう。

10万円入ってきて、10万円出ていくより、
1000万円入ってきて、1000万円出ていく。

もっと極端に言うたら、
1億円入ってきて、1億円出ていく。

キャッシュフローは、
大きければ大きいほどええ。

なんでか言うたら、
それを扱える意識と器が育つからじゃ。


④ 運とフローの関係

ここで、
「いやいや、手残りゼロなら意味ないじゃろ」
って思う人もおる。

けどな、
金の世界は、
残高より流量なんよ。

僕は、こう思う。

運いうんは、流れがあって、
実はみんな、そこまで大差ない。

子供の運の良さと、
大人の運の良さ。

そんなに違うと思う?

ある運のいい友達が
ロト6で、5桁まで当てたらしい。

配当金は、70万円。

それは、
間違いなくとんでもなく運がええ。

一方で、わしはどうかいうと、

太陽光発電をするために、土地を買うた。

結果、
補助金が200万円出た。

ポイントはな、
「どっちが運ええか」じゃない。

どんなフローを扱っとるかじゃ。


⑤フローが器をつくる

扱うフローを大きくしとけば、
ちょっとした運でも、大金になる。

そのうえ、
それを受け止める器ができてくる。

運を求める前に、
まず流れを作る。

金を追う前に、
金が流れる器になる。

ファイナンスいうんは、
結局、
数字の話じゃなくて、生き方の話なんじゃと思う。


⑥ お金の正体と、消える仕組み

お金は、
借金として生まれ、
返済とともに消える。

だからこそ、
借りること=悪
返すこと=正義

という単純な話ではない。

大事なのは、
何に使って、
どんな流れを作ったか。

みんなが同時に返し始めると、
社会全体が「節約モード」に入り、
お金が消え、
経済が縮む。

お金は「流れている状態」が一番健全。

とまぁ、
だいぶ難しい話になってきたけぇ、
いったんここで終わりにしようか。

気になった人は、
まぁ、気が向いたら見てみんさい。