競輪・家出・修行を越えて——そろそろビジネスの話をしよう
そろそろ会社とかビジネスのことを書こう。
ここまで競輪の話とか、家出とか、修行の話ばっかりしとったけど——
そろそろ怒られそうじゃけぇ、ビジネスの話もしよう思う。
今、ワシは
会社を2つやっとる。
それとは別に 個人事業主 としても動いとる。
さらに NPOにも参加しとる。
ほんで、また新しく会社を作る準備もしよる。
こう書いたら、なんか器用によう回しとるみたいじゃけど、
最初はほんま何も分からんかった。
税金って?
売上の扱いって?
経費ってどこまで?
役員報酬ってなんでこんなややこしいん?
もう全部チンプンカンプン。
だけど結局な、
やってみんと分からん。
これだけなんよ。
競輪もそうじゃけど、
“現場に飛び込まんと理解できん世界” って必ずある。
会社作って実際に動かしたことで、
「世の中ってこうやって回っとんか…」
って腹の底から理解できた。
本読んでも絶対この感覚は得られん。
そんなとき、ふと思ったんよ。
成功しとる人を真似したら早くないか?
競輪でもそうじゃけど、
“型” をマネるのが一番のショートカットなんよな。
努力や根性論じゃ勝てん世界がある。
最短ルートは、できとる人のやり方を学ぶこと。
そう思っとる頃に出会ったのが、
自転車とはまったく別の次元で動いとる
ビジネスの師匠 じゃった。
会社の作り方、
資金の流れ、
ビジネスモデル、
どう仕掛けるか。
全部この人から学んだ。
ワシが一番大事と思ったのは、
「本質を捉えられるかどうか」
ビジネスって、表面は複雑そうに見えるけど、
本質は常にシンプルじゃ。
逆に、本質が見えてないと、どれだけ動いても空回りする。
競輪でも、ビジネスでも、人生でも同じ。
そのビジネスの師匠から教わった“本質”を
いくつか紹介していく。
悩む前に次へ進め —— ビジネス師匠が教えた“スピードの本質”
ビジネスの師匠から学んだ“本質”
ビジネスの師匠から教わったことは、
表面だけ見ると単純なんじゃけど、
深く理解すると “ものすごく深い本質” に繋がっとる。
まず最初に言われたのがこれじゃ。
「会社を起こそうか悩んどる?」
その時に師匠が放った一言。
「もうワシは2個目を作ったよ。」
これだけ。
でも、この一言がワシの胸にズドンと刺さった。
要するに、
「悩んで足踏みしとる間に、できるヤツは次のステージへ行っとるぞ」
という教訓なんよ。
行動が遅れれば遅れるほど、差はどんどん広がっていく。
競輪でもビジネスでも、“一歩踏み出すタイミング” が全部を決める。
“余白” を残せ —— 手がかからないビジネスを選ぶ理由
「ビジネスを始めるときは、手のかからないことを選べ」
またある時、師匠はこう言うた。
「手がかからんことをやれ」
これだけ聞くと手抜きに聞こえるけど、意味は真逆じゃ。
どれだけ手がかからんビジネスを始めても、
結局あとから絶対に手がかかってくる。
じゃけぇ、
“片手は開けとけ”
と師匠は言うた。
もう両手いっぱいで目の前のことだけ追っとったら、
本当に大事なチャンスが来たときに、それを掴む手が残っとらん。
競輪の練習でもそうじゃけど、
“余力” がない状態で勝負に挑むのはただの無謀なんよな。
先に与えた者が勝つ —— 「言い値で買え」に隠された深い本質
「言い値で買え」——一見意味不明じゃけど、本質は深い
師匠がよく言いよった言葉じゃけど、
最初、ワシは意味が分からんかった。
なんで値切らんの?
なんでそのまま払うん?
ビジネスとして非効率じゃないん?
そう思うた。
でも、その本質が見えてくるきっかけは、不動産屋の言葉じゃった。
「宅建持っとって儲けれんやつは無能じゃ」
強烈な言葉じゃけど、結果を出しとる人の言葉には説得力がある。
ワシは聞いた。
「どうやって儲けとるんですか?」
そしたら、その人はこう答えた。
「そりゃー、コネよ」
ただ、本当に知りたかったのはそこじゃない。
“そのコネをどう作るんか?”
その答えがこうじゃった。
「相手を勝たせることよ。
そしたら次々に土地やら物件やら持ってきてくれる。」
この瞬間、
ビジネス師匠が言いよった「言い値で買え」の意味が全部繋がった。
相手を勝たせろ。
価値を渡せ。
“この人と仕事したい”と思わせろ。
ビジネスは、“先に与えた方が勝つ”世界なんよ。
成功の根源は“人間”で決まる —— 考え方・器・覚悟の差
そして結局のところ、大切なのは “人” なんよ。
いろんな経験をして辿り着いたのは、
成功も失敗も結局“人次第”という事実。
同じノウハウを使っても、
同じ結果にはならん。
なぜなら、
「考え方・器・覚悟」
この3つが人によって違うから。
不動産の現場で学んだ
「5,000万円くらいの物件なら、1日で判断できんと話にならん」
という言葉もまた核心を突いとる。
良い話は迷った瞬間に消える。
「5億の物件を内見せず買って、8億で売った」
そんな世界は、
器と覚悟を持つ者だけが踏み込める。
ビジネスの勝敗は、
“人の在り方” に全部帰っていく。
小さくてもいいけぇ、まずは一歩踏み出す。
経験が人を育てる。
未来は、
“早く動いた人”から書き換わる。
不安は未来からのメッセージ —— ワクワクと挑戦の関係性
ワクワクと不安は紙一重
ワクワクと不安は同じエネルギー。
意味づけひとつで変わる。
「起業したいけど不安」
その不安はもう、前に進もうとしとる証拠。
ワシは言うた。
「シャレでやってみん?」
重く考えると動けん。
シャレ感が大事なんよ。
実際、シャレで始めた友達は
「10,000,000円以上する焙煎機、買ったんよ。」
と言いよった。
シャレが本気を生む瞬間は多い。
不安は“未来から届いとるメッセージ”。
ワクワクに変えて一歩踏み出した人だけが、
人生の流れを変えられる。
ワシはその道を歩いてきたけぇ、
これは胸を張って言える。




